トートバッグの持ち手の長さの選び方
トートバッグを選ぶ際に、大きさや素材と同じくらい重要なのが、持ち手の長さです。
バッグのサイズや収納する荷物、誰が使用してどのように持ちたいかによって、実は目安となる最適な長さがあることをご存知でしょうか?
このページでは、トートバッグをより快適に使用するために知っていると役立つ、持ち手の長さについて掘り下げていきたいと思います。
トートバッグを誰がどのような用途に使用するかを想定する
トートバッグの持ち手の長さを選ぶ際には、誰がどのような用途に使用するかを想定して選ぶのがオススメです。
自分がユーザーとしてトートバッグを選ぶ際はもちろん、販売・配布用にオリジナルトートバッグを製作する際にも柱となる重要なポイントです。
具体的な持ち手の長さと特徴
続いては、実際に市場に出回り使用されている持ち手の長さを分類して、各々の特徴や用途をご紹介していきます。
トートバッグは種類が多すぎて自分が求めている持ち手の長さのアイテムを選べないという方も、持ち手の長さの特徴を把握することで、スムーズに目的のトートバッグまで辿り着けるようになるはずです。
30cm前後
30cm前後の持ち手が付いたトートバッグは、腕を真っ直ぐ伸ばして手持ちしたり、肘を曲げて腕に掛けて持ち歩く際にピッタリの長さです。
ランチバッグサイズの小さ目なトートバッグに多く使用され、薄手の生地を使ったり、軽い荷物を収納することが想定されるバッグに向いています。
40cm前後
40cm前後の持ち手は、腕を曲げて肘掛けをしてトートバッグを持ち歩くのに最適な長さです。腕を真っ直ぐ伸ばして手提げをしてもバッグが地面に着くこともありません。
お財布・スマホ・ドリンクボトルなど、ちょっとした荷物を収納して、近所にお出掛けする際に丁度いい、女性人気の高いトートバッグに向いています。
50cm前後
長さに余裕がある50cm前後の持ち手なら、冬場に多少厚着をしても腕を曲げて肘掛けができます。ただし、手提げをする際は、腕を少し曲げるなどして、地面に着かないように気を配る必要があるかもしれません。
小柄な女性であれば、極端に厚着をしていなければ肩掛けも十分可能です。マルチユースを想定したバッグに向いています。
56cm以上
56cm以上の長さの持ち手は、肩掛けすることを見据えたサイズが大きめなバッグに採用されています。ある程度の重量の荷物を収納した場合、手持ちや肘掛けは相当辛いです。
持ち手の長さが56cm付近だと、大柄の男性の場合、冬場に厚着をした際に肩掛けすると、やや窮屈に感じるかもしれないので、予め長めの持ち手が付いているバッグを選ぶのが良いでしょう。
汚れやすいトートバッグの持ち手部分をリケアして、清潔に気持ちよく使おう!
トートバッグで一番汚れやすい場所はなんといっても持ち手部分。
汚れの主な原因は皮脂汚れです。バッグの持ち手部分に直接触れる指先や手の平。それらから発生する皮脂は少量ですが、無意識のうちに体の別の部分に手が触れた際に付着した皮脂汚れが、トートバッグの持ち手部分にも付着します。他にも食べ物や埃など様々な汚れが付着しやすい指先や手の平が触れる機会が多いため、持ち手部分には、どうしても汚れが溜まってしまうのです。
特に持ち手部分が白いキャンバストートは、黒ずみが目立ってしまうので、以下の方法でお洗濯をすれば、清潔に気持ち良く使うことができます。
■キャンバストートの持ち手の洗い方
- キャンバストートの持ち手の部分をお湯で濡らす。
- 持ち手の部分に弱アルカリ性の固形石鹸を直接塗って、ブラシでこする。
- 汚れが落ちたら、しっかりすすぎ水気を取り、風通しの良い日陰に干します。
※1度で汚れが落ちない場合は、すすいだあとに再度、固形石鹸を塗ってこすり洗いをしてください。
※トートバッグの洗い方やケアの方法については以下のページもご参照ください。
まとめ
トートバッグの持ち手部分は、実はバッグの使い心地を決定づける重要な要素であるということ、なんとなく理解していただけたでしょうか。持ち手部分の特徴を理解したうえでバッグを選んで、今よりも更に便利で快適にトートバッグを活用してもらえればと思います。
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