オリジナルタオルの注意点
オリジナルタオルを作成する際、デザインの表現具合や完成度など印刷方法ごとの注意点がございます。
ご希望のオリジナルタオル作成のために、注意点をご紹介いたします。
顔料・染料タオルの注意点
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- 顔料プリント
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柄ははっきり出ますが、生地全体が硬くなりがちです。
顔料プリントの特徴は、細かな線の再現力です。これはデザインに合わせて版を作成し、直接インクをタオル生地の上に乗せるやり方であるため、実現できる精密さです。
反面、生地を堅く仕上げるデメリットがあり、仮に全体に印刷を行った場合には、使用感にマイナスイメージを持つ可能性もございますが、真新しい触り心地として評される場合もあり、オリジナル製作を行なう上で、コストや用途を考える必要があります。
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- 染料プリント
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風合いは良いですが、製法上の都合でタオルがちぢみます。
肌触りや風合いなど品質の良さを大切にした染料プリントは、細かすぎる線を表現する事が苦手であり、完成したオリジナルタオルの表現が滲んでいる事もございます。また染料プリントは印刷後に蒸して洗いにかけるため、製法上の都合によりタオルがゆがみ、サイズが均一にならないことがございます。タオルのゆがみが気になる場合、お客様のご要望に合わせて他のプリント方法をご案内いたしますので、プリント方法でお悩みの際は担当までご相談ください。
- 顔料・染料タオルによるプリント注意の現象
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ヘム部分と耳部分に
にじみができます -
ヘムの両サイドが
ムラになります -
耳部分の裏側にも
インクがまわります
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デザインの注意点

- 「プリント推奨範囲」と「オリジナルタオルの注意点」の把握が必要
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オリジナルタオルは、ヘムやミミの段差でインクが滲んだり、生地の長短が原因で汚れたりすることがあります。
- ①タオルの端部分はプリントでにじむ場合があります。デザインは出来るだけ内側に寄せてください。
- ②端に柄がかかる・端で多色使う場合は、上記のように余白分をベタ(1色)で囲むような柄に変更を推奨させていただいております。デザインについてご不明点は専門スタッフへ相談くださいませ。
- デザインによるプリント注意の現象
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端に「柄がかかる」「多色使う」場合ズレが生じます -
ヘムと毛中の段差で
ズレが生じます -
耳部分は綺麗に
プリント出来ません
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