間仕切りのれんの製作例をご紹介
キラメックではこれまで数々ののれんを製作してきました。
お客様から許可をいただき、ご注文をいただいた店頭のれんの事例をご紹介させていただきます。オーダーのれんの参考にどうぞ。
柔らかく上品に部屋を仕切る間仕切りのれん
間仕切りのれんオーダーのポイント

- ①サイズについて
- 設置場所に合わせたのれんの縦横サイズを教えてください。
- ②巾(はば)数について
- のれん生地がスリットによって分けられ、何分割になるか=巾数となります。
- ③生地素材について
- のれん本体の生地素材をお選びください。豊富な生地素材をご用意しています!
- ④染・プリントについて
- のれんの染め(プリント)方法を決めてください。様々な印刷を用意しています!
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①サイズについて
オリジナルのれんを製作する上で、のれんのサイズについて悩まれるお客様も多いかと思います。そんなお悩みを少しでも解決出来るように、実際の製作例をもとに暖簾サイズをご紹介しています。
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例1:飲食店の厨房と店内を仕切る特注のオーダー間仕切りのれん 店舗の間仕切りは一般的に幅770mm程度、縦は1800mm程度の場合が多く、間口の枠の内側に暖簾を設置する場合は、自ずと枠の巾より一回り小さくする必要があります。縦幅に関しては、厨房と店内の出入りが激しく、あまり邪魔にならない様に短くされる場合が多く、大体間仕切りの高さの1/3~1/4程度のサイズに抑えられています。
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例2:トイレなど個人的な空間を仕切る、特注のオーダー間仕切りのれん こちらの間口は横幅800mm、縦が1800mmで、奥にはトイレが設置されています。目隠しとして暖簾を設置する際は、暖簾の横幅は間口の枠に収める場合はやや小さく、完全に隠したい場合は間口の枠の外側にやや大きく設置します。のれん縦幅は間口の縦幅に対して1/3~2/3程度の、やや長めにするとプライバシーが守られます。
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②巾(はば)数について
巾とは読み方で(はば)と言い、のれん生地に入る切れ目(スリット)によって分割された布の部分を指します。つまるところ、分割数=巾数となります。巾数はデザインや縁起、機能面で数が決まってくるため、以下のことを参考に巾数を決定してください。
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●縁起を担ぐ奇数の数にする 割れる数である偶数の巾数ではない、奇数の巾数で製作して縁起を担ぐことがあります。一般的には3巾が主流となっています。3巾以上に分割しても問題ないのですが、間仕切り暖簾は「隠す」目的に使われるため、あまり巾数を多くしないほうが好ましいです。
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●デザインによる巾数について のれんに入れるデザインによっては、自ずと巾数が決定する事もあります。例えば巾の左下にロゴや店名を名入れする場合、デザインにスリットがかかることを避ける目的で、2巾に収まることがあります。間口が広い場合(900~1800mm)は、1巾が大きくできるので、3巾や4巾でも問題ありません。
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●用途による巾数について:例① 間口が狭目の巾700~800mm程度の場合は、できる限りすり抜けのストレスを軽減するために、2巾にすることが多いです。狭い通路だと、自ずと通路の中央を歩くことになります。そうなると暖簾の中央にスリットが入る事により、顔にまとわりつく事なくすり抜けることができます。
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●用途による巾数について:例② 間仕切り暖簾で隠したい場所の構造によっては、巾数も左右されてきます。例えば、暖簾の中央だけ会計の作業で開いている必要があり、左右の作業場や荷物を隠したい場合は、3巾からとなります。テイクアウトが基本の飲食店や質屋・宝くじ売り場などでこういった形状が多く見受けられます。
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③生地について
設置場所に合わせて、風合いや耐久性に影響する厚みから生地をお選びください。
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④染め・プリントの種類について
本格的で伝統的な染めから現代的な印刷まで、お客様のお好みやオリジナルデザインに合わせて、ハイクオリティーなオリジナルのれんを激安オーダー製作させて頂きます。
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本染め(反応染め)
反応染料という特殊なインクで反物をオリジナルデザインで染めた後、蒸し器に入れて蒸すことで綿素材のセルロースと化学反応を起こさせ、それによってインクを定着させる染色方法です。そのため別名反応染めとも呼ばれます。のれんの裏側までしっかり染め抜く伝統技法です。
- 対応色数:1~3色 ※4色以上は要ご相談。
- メリット:抜け感のある本格的な染色が可能です。
- デメリット:日光に弱く、設置現場の日当たりによる色抜けの可能性がございます。
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顔料染め
デザインに使用されている色数の分だけ版を作成する必要がある染色方法のひとつですが、反応染めと比較するとその工程はよりシンプルとなりますため、その分価格も格安でオリジナルのれんをオーダー製作することが可能です。大ロットの特注作成・耐光性が強みです。
- 対応色数:1~3色 ※4色以上は要ご相談。
- メリット:染色方法の中で最も耐光性が高い染色方法です。
- デメリット:摩耗や濡れた状態での色移りの可能性がございます。
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昇華転写捺染
デザインを一度転写シートに印刷し、それを暖簾の生地に押し当ててその上から高熱を与えることにより、気化したインクが分子レベルで結合して定着させる方法となります。本染めの弱点を克服した最新の印刷技術です。
- 対応色数:フルカラー
- メリット:顔料の次に耐光性が高く、多色印刷が可能な印刷方法です。
- デメリット:CMYK値での出力となり、厳密な特色指定は難しくなっております。
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反応インクジェット
写真画像やグラデーション等のフルカラーデザインを作りたい場合に利用される方法です。その名の通りインクジェットで直接生地にインクを拭きかけていく方法のため製版の必要が無く、小ロットからでも比較的格安でオーダー作成することが可能となっております。
- 対応色数:フルカラー
- メリット:ポリエステル、綿、絹など大半の生地でプリント可能。細かな描写の絵柄を再現できる。
- デメリット:耐光性はそれほど高くない。
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⑤オプションについて
より便利にご利用いただくためにオーダーのれんのオプションを用意いたしました。
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防炎加工
飲食店の厨房の近くや、暖房器具の近くなど、火災の原因となる場所の近くに設置するのれんのほか、展示会などの消防法で防炎加工が必須となる会場等でもご利用いただける防炎加工がオプションで追加加工できます。
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付属品
のれんの設置に欠かせない「のれん掛け」や「のれん棒」かた、日除けのれんで使用される、強い風が吹く日でも安心感を持って、屋外に設置して頂けます。キューブウェイトも、素材や形状を多種多様に取り揃えております。
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⑥デザインについて
デザインソフトがなくてもご安心ください!
当社のデザイナーが理想のデザインを形にします
キラメックでは様々なデザイン入稿方法があります。
お見積りフォーム、または当社まで直接デザインをお送りください。詳しくはこちら→
-手描きイラストからの製作例-
手描きデザイン
当社でAiデータ化
完成!
※Aiファイルへの変換手数料を別途頂く場合がございます。ご了承ください。
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⑦よくある質問
間仕切り・目隠しのれんについてのよくある質問です。その他にもご不明な点や、気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
- Qポリエステル生地の透け感はありますか?
- Aポリエステル素材の中には薄い生地もあり、透けることがあります。ポリエステル素材だけでも30種類以上ありますので、詳細については営業担当までご相談いただければ幸いです。
- Q室内扉に取り付けたいのですが、サイズの目安はありますか?
- A一般的な扉は幅900mmのものが多く、そのため幅900mmで製作することが多いです。また、目隠しの用途であれば、高さは長めで1000mm以上で製作することが多いです。
品質だけではありませんキラメックにある強み
お急ぎでも納期はご相談ください
通常、注文確定日から出荷まで8日ほどかかります。
他社に断られても、お急ぎの場合でも、あきらめないでスタッフまでご相談ください。
沢山の職人と取引実績のあるキラメックだから、できる限りご希望に沿った手配が可能です。
※生地・サイズにより納品目安が変更になる場合もございます。
オリジナルのれんの製作で使用する素材サンプルの送付も可能です!
伝統的な綿生地から様々な特性を持った安価の化学繊維生地まで、当社ではオリジナル店舗のれんの生地素材を幅広くご用意しており、お客様のご希望に合わせて、生地サンプルを無料にてご送付させて頂きます。下記よりご連絡ください。
わかりやすく丁寧な対応を心がけております。
キラメックではどんな質問でものれん専門スタッフがお客様のご質問に丁寧にお答えいたします。
生地や染めについては今までの豊富な実績から最適な方法をアドバイスすることも可能です。
のれんを作りたいけど、どうしよう…で大丈夫です。まずはお問合せください。
- お急ぎのお客様も安心!1営業日中に返答します!!
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運営会社:株式会社KILAMEK 電話番号:03-3350-8215 営業時間:平日9:00~19:00・土曜10:00~17:00・日曜/祝休み
お客様のご希望のサイズと生地素材でオリジナルの間仕切りのれんお作りいたします。
また無地の生地を使用したサイズご指定でのオーダーのれん製作も承ります。