のれんの巾数(きんすう・はばすう)とは?
飲食店をはじめとした、お店の入口などに掲げられているのれんには通常、巾(きん、はば)と呼ばれる切れ目が入っています。
巾の数は店舗の入口の巾や、プリントする内容に合わせて選択することが可能です。
このページでは普段何気なく目にしいる、のれんの巾(きん、はば)にスポットを当ててご紹介していこうと思います。
のれんの巾数(きんすう・はばすう)ってなに?
のれん生地に入っている、切れ目によって分けられた布の一部のことを巾数と呼びます。
のれんの巾数は、縁起の良い数字とされる3・5・7巾で製作するのが一般的です。1巾のサイズは、よこ約35~45cm程度を一布にして縫い合わせます。
のれんの巾(きん・はば)の役割は?
のれんの巾には、主に以下の2つの役割があります。
-
- 役割その1:機能面
- のれんに巾があることにより、人が通りやすくなります。のれんは一枚の生地ではなく、小さな布を縫い合わせて作られます。この小さな布の数のことを巾数と言い、巾数が多いほど切れ目が多くなり、人が通りやすくなります。
-
- 役割その2:デザイン面
- お店の顔としての役割も担うのれんは見た目もとても重要です。巾数によってのれん全体の見え方も変わってくるので、のれんを製作する際は、巾数も考慮してデザインするとよりお店の雰囲気やイメージを具現化することができます。
用途と巾数(きんすう・はばすう)の目安
オリジナルのれんをオーダーメイドする際に参考になる、のれんのサイズや用途に最適な巾数の目安をご紹介します。
※尚、以下でご紹介している内容は、あくまで1巾の横幅の平均の長さを約35~45cmと仮定したうえでの目安となります。キラメックではお客様のご要望に沿ったサイズ・巾数のオリジナルオーダーのれんを製作いたしますのでお気軽にご相談ください。
■用途・サイズ・巾数の目安
-
- 3巾(横160~180約×縦60約cm)
- 1間:約180cm前後の入口が多い飲食店を中心に最も需要が高い3巾ののれん。「焼き鳥」「うなぎ」「中華屋」などの文字や店名を1巾に一文字ずつ名入れするお客様も多数いらっしゃいます。また、楽屋の入口のサイズ(半間:約90cm)とも近く、縁起も良いとされることから3巾のれんは、楽屋のれんとしても人気です。
-
- 4巾(横120~180約×縦30~60約cm)
- 3巾タイプに続いて需要が高いのれん。主に飲食店で使用されることが多く、「ラーメン」「やきとり」「中華料理」「お食事処」などの文字や店名を1巾に一文字ずつ名入れすることも可能です。
-
- 5巾(横150約×縦30約cm)
- 商家が店の軒先に長く張る、水引のれんタイプ。入り口の横幅が長い店舗にオススメです。
まとめ
ここまでのれんの巾についてご紹介してまいりましたが、設置する場所や目的・プリントしたいデザイン内容によっても最適なサイズや巾数は変動するので、のれんの購入を検討されている方は、一度専門店に相談してみることをオススメします。
- お急ぎのお客様も安心!1営業日中に返答します!!
-
運営会社:株式会社KILAMEK 電話番号:03-3350-8215 営業時間:平日9:00~19:00・土曜10:00~17:00・日曜/祝休み